April 25, 2005
I と me の使い方
家の娘が小学生の頃、度々パパに違〜う!と
直されていた言い方をご紹介します。
ネイティブでも、結構文法的に間違った言い方をしていることが
あるものです。
日本でも、「食べれる」「見れる」など、さんざん識者からおかしい!
と指摘されているのに、使う人が増えてしまい、許容されるように
なってきた言い方がありますね。
言葉は生き物。時代と共に、変わっていくのは仕方のないことかも
しれませんが、やはり正しい使い方を覚えておきましょう。
∵*☆∴∵*☆∴
★ マイクは僕より背が高い。
(正)Mike is taller than I.
(誤)Mike is taller than me.
Mike is taller than (how tall) I (am). のことですから、
正しいのは上!
でも、下の言い方をしてしまう子、かなり多いです。
★ ジェーンと私は買い物に行った。
(正)Jane and I went shopping.
(誤)Me and Jane went shopping.
「自分」のことは、後に表すのが普通。
Me から始めないし・・・
上と同じように Jane and me 〜 と言ってしまう子も
多いですが、それもバツ!
娘はどうも「自分」を先に持ってくる傾向がありました。
自己チュー女だったのかな?
意外と日本人の方が文法に強くて、上記のような間違いは
しないのかもしれませんね。(もっと謙虚だし・・・)
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この記事へのコメント
実は今まで、こっそり見させて頂いてました。
すごく勉強になります。
Not at all
という言い方がありますが、発音がいまいちよくわからなかったので
教えて下さい。
すごく勉強になります。
Not at all
という言い方がありますが、発音がいまいちよくわからなかったので
教えて下さい。
Posted by asitis21 at April 26, 2005 10:35
Not at all は、中学で習いますが、
日本人には言いにくいフレーズですね。
ずばりカタカナにするのは、むずかしいですが、
普通に言うと、「ナッタートール」でしょうか。
アメリカ人は、t を d や r に近く発音してしまうことがあるので、
「ナッダッドール」または「ナッラッロール」みたいに聞こえます。
とにかくひとつひとつ切らないで、続けて一息で言うのがコツですね。
artist21 さんのブログも拝見させていただきました。
英語がんばってくださいね!
日本人には言いにくいフレーズですね。
ずばりカタカナにするのは、むずかしいですが、
普通に言うと、「ナッタートール」でしょうか。
アメリカ人は、t を d や r に近く発音してしまうことがあるので、
「ナッダッドール」または「ナッラッロール」みたいに聞こえます。
とにかくひとつひとつ切らないで、続けて一息で言うのがコツですね。
artist21 さんのブログも拝見させていただきました。
英語がんばってくださいね!
Posted by さくら at April 26, 2005 11:45
上に
(正)Mike is taller than I.
(誤)Mike is taller than me.
とありますが,
(正)Mike is taller than I am.
(正)Mike is taller than me.
(口語として不自然)Mike is taller than I.
が真実です。thanは昔から前置詞でもあるのに,than meがまちがいなんていう「文法学者」がいてこまります。than meは圧倒的多数が使っている上に,歴史的にもthanが接続詞しかないという主張は根拠がありません。
(正)Mike is taller than I.
(誤)Mike is taller than me.
とありますが,
(正)Mike is taller than I am.
(正)Mike is taller than me.
(口語として不自然)Mike is taller than I.
が真実です。thanは昔から前置詞でもあるのに,than meがまちがいなんていう「文法学者」がいてこまります。than meは圧倒的多数が使っている上に,歴史的にもthanが接続詞しかないという主張は根拠がありません。
Posted by nemo at February 01, 2006 23:09
nemo さん、
ご指摘ありがとうございました。
もう一度、夫に確かめましたところ、
"Mike is taller than I am." と "Mike is taller than I." は
約半分ずつ使われているとのことです。
アメリカ人として、また英語教師として長年暮らしている
夫の主張することではありますが、
年代や地方によっても、違うかもしれませんね。
また、ブログで書きましたように、
"Mike is taller than me." については、
夫の教えるインターナショナルスクールでは、
英語教師は一致して、本来は正しい使い方ではない、と教えています。
ただし、おっしゃるとおり、生徒に限らず非常に多くの人々が
この使い方をしています。
(一度に送信できませんので続きをお読みください)
ご指摘ありがとうございました。
もう一度、夫に確かめましたところ、
"Mike is taller than I am." と "Mike is taller than I." は
約半分ずつ使われているとのことです。
アメリカ人として、また英語教師として長年暮らしている
夫の主張することではありますが、
年代や地方によっても、違うかもしれませんね。
また、ブログで書きましたように、
"Mike is taller than me." については、
夫の教えるインターナショナルスクールでは、
英語教師は一致して、本来は正しい使い方ではない、と教えています。
ただし、おっしゃるとおり、生徒に限らず非常に多くの人々が
この使い方をしています。
(一度に送信できませんので続きをお読みください)
Posted by さくら at February 02, 2006 23:05
「ロングマン現代アメリカ英語辞典」の中でも、
In informal speech では、me, her などが時々使われるが、
In written or formal English では、I, she などを使った方が
良いとされています。
日本語でも、私はいまだに「食べれる」「見れる」などの言い方に
違和感を感じるのですが、「間違いだ」と識者に指摘されながらも
市民権を得てきていますね。
言葉は、時代と共に変わっていきますので、
はっきり(誤)と書くべきではなかったかもしれませんが、
このような背景ですので、ご理解ください。
In informal speech では、me, her などが時々使われるが、
In written or formal English では、I, she などを使った方が
良いとされています。
日本語でも、私はいまだに「食べれる」「見れる」などの言い方に
違和感を感じるのですが、「間違いだ」と識者に指摘されながらも
市民権を得てきていますね。
言葉は、時代と共に変わっていきますので、
はっきり(誤)と書くべきではなかったかもしれませんが、
このような背景ですので、ご理解ください。
Posted by さくら at February 02, 2006 23:06